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ヨーロッパのツーリングカーレース参戦を目指す Racing Driver 中上牧人のブログ
ヨーロッパのツーリングカーレースへの参戦を目指す レーシングドライバー 中上牧人のブログです。日本人初のヨーロッパツーリングカーチャンピオンを目指しています。
そろそろ冬到来~ドライビングについて…
何だかんだで、もう12月ですね
師走になると、みんな急いでいるせいか事故が増えるのでみなさん気をつけてくださいね~
本日は、久々にコラム的なモノを一つ。
自分はサーキットで走った経験があったりして、限界時の車の挙動とか、やらなきゃいけない事とかある程度把握しているつもりなんですが、一般の、普通にしか車を運転した事のないドライバーの皆さんは、万が一、車が限界状態に陥った時にどう対処しているんでしょうか
そもそも、普通に車を運転していれば限界状態に遭遇する事なんて生きている間に1~2回あるかどうかぐらいの確率でしょうが、ほとんどの場合、限界=事故になってしまいますよね
とくに、これからの季節、道が凍ったり雪が積もったりで滑りやすくなります路面のミューが低くなりますから、通常よりタイヤがロックしやすくなりますよくやるパターンで、滑って危ないと思ってブレーキを踏んで、タイヤがロックして操舵が効かずに真っ直ぐ飛び出す…と言うのがあります確かに、普通の乾燥路面では危ないから減速するためにブレーキを踏むのは間違っていないと思いますが、雪が降っていようが雨が降っていようが乾いていようが、とにかくブレーキは強く踏まないといけないと勘違いしている人って多いんじゃないでしょうか?
サーキットドライバー基準で言えば、ブレーキは踏んだ瞬間が最大踏力そこから、コーナー進入に向けて段々ブレーキはリリースされていきます。ブレーキングの最初から終わりまで全力でブレーキングしているのではありません
僕らがサーキットを走っていても、タイヤがロックしたりする事はしょっちゅうあります。その時に、最初から最後まで全力でブレーキ踏んだら、ロックした状態のままになります。ロックしている間、制動距離は伸び、操舵は効かなくなりますその状態から、いち早く復帰するためには、ブレーキを緩めてロックを解除してやる必要がありますそのために、ブレーキは踏んだ瞬間から緩めに入る訳です。
一般道でも、ブレーキは出来る限り、最初の段階でシッカリ止めてしまう事意識した方が良いと思います例え、踏んだ瞬間は危険が迫ってなくても、最後の最後で危険が迫ってきた…なんて状態の時に「今からフルブレーキング!」なんてことしていたら間に合いません基本的に、最後の瞬間に向けて、余裕を増やしていくドライビングを意識することをお勧めします

あと、危険な場所、状況をクリアする時は出来る限りアクセルを踏んだ状態で通過する事をお勧めします上でも書きましたが、タイヤは回っていて初めてコントロールが可能になります。ですから、危険なところを通り抜けるときこそ、ブレーキばかりに気を取られずに、タイヤを回す・アクセルを踏む方向のコントロールが出来るようになれればより安全ですただし、これはアクセルをたくさん踏めば良いという訳ではありません。
危険箇所の手前で先に減速しておいて、ソーっとアクセルに足を乗せつつ通過するのが一番いい対処法ではないでしょうか
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第六回コラム
第6回コラムは、レーシングドライバーとしての自覚について書いてみようと思います。レーシングドライバーたるもの、これは忘れちゃいかんだろ~的な事を書きま~す。


まず、ドライバーとしての自覚を語る前に言っておかないといけないことを1つ。人は一人では生きていけません。いくら一人で孤独に頑張っているつもりでも、誰にも助けられず生きている人間は一人もいません。
当然、俺も一人で活動できている訳ではありません。家族、チームの方、友人、職場…そんな全ての方々のお陰で、わがままを言って活動させて貰っています。
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第五回コラム
第五回コラムは以前から言っていたように、スポンサーについて書いてみようとおもいます。皆さんスポンサー??って聞いていきなり拒まないように(^^:)素直に読んでみてください。


何かしら、物事をやる時にはスポンサー的存在の人がかなりの割合でいるのを皆さん生活していて気づいておられますか?当然の話、自分達がまだ子供だった頃…自分では収入もなく一人では生きていけない状態なのを親達がある意味「スポンサー」として僕たちの未来に投資してくれていた訳です。
それ以外にも、会社で働いて給料を貰うのも会社がスポンサーとして、自分達の生活が出来るように出資している、とも考えられますね。

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第四回コラム
今回のコラムは、久しぶりにグランツーリスモの存在意義を語ってみようと思います。しかも、かなり現実に生きてくる使い方についてです・・・



現在、F1ドライバーを目指すには、幼い頃からレーシングカートに乗って英才教育を受けさせるのが一番の近道であると言われています。確かに、最近のF1ドライバーでカートを経験せずにステップアップしてきたドライバーいません。小さい頃からレースに親しみ、その世界のなかで生きていく術を身に着けて行くわけですが、車のコントロール的に言えば、カートと4輪とは必ずしもそのままリンクする訳ではありません。カートで速かったからと言ってそのまま4輪にステップアップして、いきなり速いわけではありません。

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第三回コラム
何となくネットサーフィンしていて、レースのクラッシュ映像ばかりが取り上げられてるホームページを見つけました。心に浮かぶ思いは色々あるのですが、あまりまとめられそうもないので感じた事を素直に書いて見ます。


まず最初に皆さんに聞いてみたいのですが、レースを見る上でクラッシュが起きないレースは面白くないですか?モータースポーツの面白さはクラッシュやアクシデントがあるからこそだ、と言う人もいるとは思います。しかし本当にそうなのでしょうか…?
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